目次
■車内がWi-Fiスポットになる最新のカロッツェリア・サイバーナビ
このご時世、いわゆる「3密」になりにくいことから、クルマでの移動が注目されています。今までは、旅行や帰省などに電車や飛行機といった公共交通機関を使っていた方も、愛車などを使った移動に変えたというケースも少なくないようです。
ただし、クルマでの移動が多くなったり、長くなったりすると、たとえば子供や家族が一緒のドライブでは、ラジオや音楽だけでは少し物足りなくなる同乗者も出てくるでしょう。
そんな時、高速データ通信を使い、車内をWi-Fiスポットにすることができるサイバーナビがあれば問題解決です。インターネットで多彩な情報を取得できるだけでなく、動画や音楽再生などのエンタメ系のコンテンツも一気に充実しますから、同乗者も家の中で過ごす感覚でドライブを楽しめるのです。
その秘密は、市販カーナビで初めて車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」に対応すること。docomoの通信エリア内なら、無制限でLTEのデータ通信を利用できる画期的なサービスなのです。
帰省やロングドライブの旅行はもちろん、普段の日常使いでも、「docomo in Car Connect」に対応するサイバーナビがあれば、車内で大活躍してくれます。
●オンライン化でYouTube動画などが楽しめる
実際に、三菱デリカD:5に装着されたLS(ラージサイズ)メインユニット、9V型HD/TV/DVD/CD/Bluetooth/USB/SD/チューナー・AV一体型メモリーナビゲーション ネットワークスティックセットの「AVIC-CQ910-DC」でドライブしてみました。
クルマでの移動をより充実させるには、正確なルートガイドで導いてくれるナビ機能はもちろん、AVメニューが充実したカーナビがあると重宝します。
中でも、「AVIC-CQ910-DC」は、先述したように、車内向けインターネット接続サービスの「docomo in Car Connect」に対応しているのが最大の特徴。「AVIC-CQ910-DC」に付属するネットワークスティックを接続することで、サイバーナビがオンライン化。たとえば、Webブラウザを用いたYouTube動画のストリーミング再生ができたり、家庭のブルーレイレコーダーにアクセスして録画したTV番組を観たりと、ドライブ中の休憩などの気分転換にもピッタリ。また、ルート案内にリアルタイムな道路状況が反映されたり、地図が自動更新だったりとそのメリットは大。それに加え、車内のWi-Fiスポットも構築でき、トータルでデータ通信量を気にすることなく、高速データ通信が定額で使い放題になり、多様なコンテンツを享受できるわけです。
また、これから出かけるスポットの検索をすれば目的地の様々な情報の予習もできたりします。
●録りためた映像や自宅で放送中のテレビ番組も視聴できる
さらに、旅先で今まで家で録りためたTV番組や映画などを車内でも楽しめます。これは、「レコーダーアクセス」という機能によるもので、家庭用ブルーレイレコーダーにアクセスし、録画した映像を遠隔再生できる便利な機能です。
ネットワークを利用して、お家のブルーレイレコーダーに録画したコンテンツをクルマの中で再生できるのはもちろん、自宅で視聴できるTV番組も楽しむこともできるというわけです。たとえば、関東地方在住であれば、関西に旅行に出かけても車内で関東地方のTV番組をリアルタイムで視聴できます。毎週楽しみにしている番組を生で観たいというニーズにも応えてくれます。
つまり、「レコーダーアクセス」を使えば、レコーダーに録画しておいたコンテンツに加えて、ドライブ先でも自宅があるエリアで受信することができる放送中の番組まで視聴することができるのです。
なお、「レコーダーアクセス」には、専用のペアリングアプリ「DiXiM Play for carrozzeria」が必要です。