■クワッドエキゾーストパイプの間に巨大なマフラーを設置、BMW製エンジン搭載
ランドローバーは、2019年に復活したオフローダー「ディフェンダー」の強力なハイパフォーマンスモデルを開発していますが、その最新プロトタイプをカメラが捉えました。
同社は昨年9月に北米への再導入を発表。現在販売されている米国での急速な需要において、V型8気筒モデルが切望されているといいます。
最新プロトタイプは、ルーフ後部に「PROTOTYPE VEHICLE」(試作車両)のステッカーが貼られているほか、最終パーツではないものの、現在のラインアップにはみられないクワッドエキゾーストパイプの間に巨大なマフラーが設置されていることが確認できます。
ボンネット下にV8があることは確実ですが、その詳細は不明です。これまでの噂では、ランドローバー製5.0リットルV型8気筒がBMW製4.4リットルV型8気筒に置き換えられる可能性があるというものです。BMWでは最大617ps・最大トルク750Nmを発揮しますが、ディフェンダーでは600ps程度となると予想され、ZF製8速ATトランスミッションと組み合わされると思われます。
新型のパワートレインは、最高出力300ps・最大トルク400Nを発揮する2.0リットル直列4気筒ガソリン/ディーゼルエンジンターボエンジン、3.0リットル直列6気筒+マイルドハイブリッドなどがラインアップされており、600psとなればかなり強力なパワーとなります。
V8ディフェンダーは2021年内のデビューが予想されていますが、4ドアの「ディフェンダー 110」と2ドアの「ディフェンダー90」の両方でV8エンジンが提供されるかは不明です。
(APOLLO)