■5.0リットルV8からBMW製4.4リットルV8へ変更の可能性
ジャガーのフラッグシップ・クロスオーバーSUV「F-PACE」に設定される最強モデル「P-PACE SVR」の改良型プロトタイプをニュルブルクリンクで捉えました。
F-PACEは、同社初のクロスオーバーSUVとして2016年にデビュー。発売から4年が経過し、リフレッシュの時期となっています。
捉えたプロトタイプは、フルモデルチェンジ級のカモフラージュがほどこされていますが、フロントには大型のコーナーエアインテーク、フロントフェンダー後部にエアアウトレット、21インチホイールと赤いブレーキキャリパー、そして円形クワッドエキゾーストシステムをインサートしていることからも高性能「F」であることがわかります。
キャビン内でも大幅にアップデートされます。応答性が向上するJLRの最新世代のインフォテインメントシステム、大型のディスプレイ、Apple CarPlayとAndroid Autoを標準装備するほか、無線アップデートを取得する予定だといいます。
注目のパワートレインですが、5.0リットルV型8気筒スーパーチャージャーがキャリーオーバーされることが有力とされる一方、BMW製4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンに置き換えられると伝えるメディアもあり、断定はできないようです。ただし、最高出力は550psから570psへ、最大トルクは680Nmから700Nmまでパワーアップすると予想されています。
F-PACE SVR改良型のデビューですが、コロナウィルスの影響により、2020年内にオンライン公開となりそうです。
(APOLLO)