■ルーフパネルを偽装、カーボンファイバーを採用か?
BWMが開発を進めるハードコア4ドアセダン、新型「M3」の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
BMW施設に無造作に置かれた3台のプロトタイプは、これまでで最もカモフラージュが軽く、ドアパネルが露出しています。
3台ともM4と共有する巨大なキドニーグリルを装着していますが、コーナーエアインテークを見ると、センターの赤いプロトタイプがハニカムメッシュパターンを持っているのに対し、両端のグレーと黒のプロトタイプはフィンで二分割されています。
さらに、赤いプロトタイプはリアディフューザーのフィンが少ないためベースモデル、グレーと黒は高性能な「コンペティション」モデルである可能性が高いと思われます。
また、全車ともドアパネルが露出していますが、ルーフパネルに偽装がみられることからも、カーボンファイバーが採用されている可能性がありそうです。
キャビン内には、全グレードとも最新のインフォテイメントソフトウェア、スポーツシート、ステアリングホイール(オプションでアルカンターラ使用)、カーボンファイバートリムが装備されます。
パワートレインは、3.0リットル「S58型」直列6気筒ツインターボエンジンで最高出力480psを発揮、「コンペティション」仕様の場合最高出力は510psまで引き上げられます。また最高出力を460hp程度に抑えた「ピュア」モデルの設定も噂されています。
新型M3のデビューは9月で、MTと組み合わされる後輪駆動モデルが先行発売された後、8速「Mステップトロニック」と組み合わされるxDriveが登場すると予想されています。
(APOLLO)