■4.0リットルV8ツインターボ搭載「ライオン」、7分11秒を達成か?
ポルシェはパナメーラの開発車両をニュルに持ち込み、クイックラップを開始、その後スローラップをするとともに、謎の写真撮影が始まりました。
パナメーラターボは2016年にニュルで7分38秒のレコードを達成、「地球上で最も速い高級セダン」という称号を得ました。その後アルファロメオ「ジュリア・クアドリフォリオ」が7分32秒で最速レコードを更新しています。
しかし、ポルシェは2019年10月、現在開発を進めているとみられるパナメーラ最強モデル「ライオン」(車内コードネーム)により、非公式ながら7分11秒のタイムを計測したと発表、公式タイムアタックに期待がかかっていました。
噂によると、この日は公証人、タイムキーパーを伴い、タイムアタックに挑戦。7分11秒を叩き出し、この現場は記録達成のプレス写真撮影の可能性があるといいます。それが事実なら、近日中にも公式発表があるかもしれません。
捉えたプロトタイプは、フロントグリルの開口部の後ろにインタークーラーをはっきりと確認できるほか、21インチのSportDesignホイール、カーボンセラミックブレーキパッケージを表すイエローのブレーキキャリパーを装備、室内では、ステアリングホイールの前にレーシングハーネスとバケットシートが確認できます。
ライオンのパワートレインは、4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力750psを発揮すると予想されています。
(APOLLO)