■エクリプス・クロス改良型は2020年内、アウトランダーPHEVは2022年登場
三菱自動車は、コスト削減と同時に収益性を改善することを目的とした新しい「Small but Beautiful」事業計画を発表しました。
これは、最も競争力のあるASEAN地域へのハイブリッド、PHEV、および四輪駆動モデルに焦点をあてるものです。
主なところでは「エクリプス・クロス」改良型が2020年内に登場するほか、2021年には「アウトランダー」と中国市場向けに新型EVモデルの投入、2022年には「アウトランダーPHEV」新型やピックアップトラック「トライトン」新型、さらに新開発のEV軽自動車などが導入されるといいます。
長期的には、「エクスパンダー」「エクスパンダー ハイブリッド」の新型、新型「パジェロスポーツ」、さらには新開発の小型および大型のクロスオーバーSUVなど、怒涛の新型ラッシュが見られそうです。
日本にとっての注目は、2021年初頭にデビューが決定した「アウトランダー」です。すでにプロトタイプをスクープしていますが、バンパーコーナーに巨大なLEDセカンドライトユニットを設置。その上には薄く鋭いヘッドライト、そして大型のダイナミックシールドフロントグリルを装備。
2019年3月のジュネーブモーターショーで初公開されたコンセプトカー「エンゲルベルクツアラー」の迫力あるマスクを継承したデザインが予想されます。
パワートレインは、2.4リットル直列4気筒+モーターによるPHEVパワートレイン、1.5リットル直列4気筒ターボチャージャーガソリンエンジン、2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンなどがラインアップされそうです。
(APOLLO)