マツダ CX-5後継モデル、FRで48Vマイルドハイブリッドが有力

■後継モデルの車名は「CX-50」か? 特許庁へ申請済み

マツダのベストセラー・クロスオーバーSUV「CX-5」後継モデルの情報を海外エージェントから入手、予想CGを制作しました。

マツダ CX-50
マツダ CX-50 予想CG

初代CX-5は、燃焼効率の高い「SKYACTIVエンジン」および高機能「SKYACTIVシャシー」、軽量高剛性「SKYACTIVボディ」を採用、2012年に誕生しました。現行型となる第2世代は2017年に発売、トレッドを10mm拡大、薄くシャープなヘッドライトを採用し、よりスポーティなエクステリアとなり人気を高めています。

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マツダ CX-5

マツダは、2019年5月にFRプラットフォーム、直列6気筒エンジンを発表、縦置きアーキテクチャ、48Vマイルドハイブリッド/プラグインハイブリッドなどDセグメントの「Largeアーキテクチャ」の詳細も語っています。

また今年5月には、マツダ6(旧アテンザ)次期型は、FR直列6気筒を搭載することが明らかになっていることからも、「CX-5」後継モデルにも採用されることが有力視されています。

次期型では、ボクシーなスタイルからAピラー、Cピラーを傾斜させ、クーペスタイルが予想されているほか、フロント形状も前衛的なシャープなデザインに。サイドはF/Rタイヤハウス周りに切れ込みが入れられ、ワイド感を強調、アンダースカート部には凹みを入れたデザインで立体感を持つと思われます。

フロントは従来のマツダデザインを踏襲しながらも、ヘッドライト上部に大型LEDをビルトイン。アンダー開口部はグリルに合わせた跳ね上げたデザインと、大胆にカットされたデュフューザーデザインにより、迫力満点のエクステリアが期待できそうです。

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マツダ CX-5

予想されるパワートレインは、最高出力187psを発揮する48Vマイルドハイブリッドを備える2.5リットル直列4気筒「SKYACTIV-G」を筆頭に、2.2リットル直列4気筒、および3.3リットル直列6気筒「SKYACTIV-D」、最高出力226hpを発揮する2.5リットル直列4気筒ターボチャージャー「SKYACTIV-G」をラインアップするほか、最高出力281psを発揮する3.0リットル直列6気筒「SKYATIV-X」+48Vマイルドハイブリッドが噂されています。

尚、マツダが欧州特許庁へ「CX-10」から「CX-90」までのネーミングを登録していることを確認、その中にある「CX-50」がCX-5後継モデルの車名に与えられる可能性が高いです。

CX-5後継モデルの登場は最速で2021年内、あるいは2022年初頭と予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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