■新型M4には460hpのエントリーモデルが存在か?
開発終盤と見られる、BMW「M4クーペ」市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
BMWは7月に入り、同モデルのプロトタイプを公式リークしましたが、フロントマスクやリアエンドが厳重にカモフラージュされていました。
対してキャッチしたプロトタイプは、縦に伸びるメガ・キドニーグリルが初めて露出、それを2分割するナンバープレート、両サイドのワイドエアインテーク、フロントスプリッター、バンパー端には縦スリットも追加されていることがわかります。また、グリル右上の黒いテープの下には「M4」のバッジが隠されているはずです。
先日プロトタイプと一緒に発表された次期型のパワートレインは、最高出力480hpを発揮する3.0リットル直列6気筒「S58」Mツインターボエンジンで、後輪駆動のほか、遅れて全輪駆動「M xDrive」が設定されるというものです。
トランスミッションは8速「Mステップトロニック」および6速MTとなり、「コンペティション」モデルでは、最高出力が510hpへ引き上げられます。
しかし、まだ正式発表されていない隠し玉が存在する可能性がありそうです。それが「M3」と「M4」に設定され、社内公称「ピュア」と呼ばれるエントリーモデルです。最高出力は460hp程度に抑えられるほか、全輪駆動「M xDrive」も設定されない、ちょっと過激なM4となるでしょう。
M4次期型のワールドプレミアは、M3と同時に9月が確定しています。
(APOLLO)