■スープラの次はセリカとMR2!? 2.0リットル水平対向4気筒エンジン+電気モーターのハイブリッド
トヨタは、現在同社伝統のミッドシップ「MR2」の後継モデルの開発をしていると噂されていますが、2019年に流出したミッドシップモデルの特許画像から、後継モデルの予想CGを制作しました。
初代MR2は、1984年から1989年まで日本車史上初のミッドシップとして発売、日本カー・オブ・ザ・イヤーの栄冠を手にしました。「セリカ/コロナ」ベースで開発された2代目「SW20型」は、1989年から1999年まで販売され人気を博しています。
1999年には後継モデル「MR-S」が、手動ソフトトップのオープンスポーツカーとして誕生、2002年まで販売され、初代から18年にわたり同社のミッドシップとして君臨していた伝統モデルです。
これまで、チーフエンジニアの甲斐氏が「スープラの次はセリカとMR2」と語っており、その後継モデルに注目が集まっています。2019年には、新型ミッドシップモデルの特許画像が流出、スウェーデンのエージェント経由で入手していましたが、今回はそのパテント画像から市販型を大予想しました。
流出した特許画像は、その後『ラ・クーペ』として公開されていますが、そのコンセプトをベースに量産形にデザインしました。
MR2後継モデルでは、フロント、サイドに立体感を持たせたキャラクターラインを複数配置、特にサイドの、フロントからリヤにかけてのラインは大きくラウンドされ、グラマスなデザインが予想されます。
また、フロント両サイドエアインテークには縦型タイプを配置、サイドアンダー部分にも、リヤエンジンに空気を取り込む大胆なカッテイングをデザインし、ラ・クーペよりアグレッシブなスポーツカーを意識しています。
パワートレインに関する有力な情報はまだありませんが、2.0リットル水平対向4気筒エンジン+電気モーターのハイブリッドが予想されています。
トヨタは過去に「スープラ、セリカ、MR2」を「ザ・スリーブラザース」と命名、スープラの後を追っての2台の復活に期待したいところです。
(APOLLO)