■333psを発揮、「4モーション」AWDシステムとDSGデュアルクラッチATを搭載
VWゴルフに設定される最強モデル「ゴルフR」の市販型プロトタイプをカメラが捉えました。
ドイツ市街地のパーキングで捉えた最新プロトタイプは、コーナーエアインテークにカモフラージュが残るものの、ほぼフルヌードです。
ローダウンされたボディは典型的な「Rブルー」カラーでラッピングされ、5ポイントLEDデイタイムランニングライトがない大型エアインテーク、厚みのあるサイドスカート、ディフューザーが組み込まれたリアバンパー、クワッドエキゾーストパイプ、そして大型ルーフスポイラーが装着されており、足回りには青いブレーキキャリパー、クロスドリルを備える強化ブレーキセットを確認できました。
室内ではダッシュボードとドアカード、「R」のロゴを隠したスポーツフロントシートなどに追加されたカーボンファイバートリムが最大のアップグレードとなります。またステアリングホイールも刷新、下部に「R」のロゴが組み込まれています。
パワートレインは2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンを搭載し、最高出力は333psを発揮。「4モーション」AWDシステムとDSGデュアルクラッチATが組み合わされ、0-100km/h加速は4.6秒・最高速度は270km/hのハイパフォーマンスが予想されています。
新型ゴルフRは、今年年末までに発表される予定ですが、この軽擬装具合からも前倒しになる可能性がありそうです。新型「R」と「GTI」は2022年モデルとして米国での発売が確定しています。
(APOLLO)