●さまざまな基本性能を高いレベルでバランスさせた「BluEarth E70」
タント、ロッキーに続き、新世代プラットフォームの「DNGA」第3弾としてリリースされたダイハツ・TAFT(タフト)。
キャラクター的には、2代目スズキ・ハスラーと競合する軽クロスオーバーSUVになります。1974年に発売された初代タフトは本格オフローダー(登録車)としてリリースされていましたから、車名が復活したことにもなります。
横浜ゴムは、2020年6月から発売されている新型タフトの新車装着(OE)用タイヤとして「BluEarth-FE AE30(ブルーアース・エフイー・エーイーサンマル)」の納入を開始したと発表しました。装着サイズは165/65R15 81Sになります。
軽クロスオーバーといっても、メインステージはスズキ・ハスラーと同様に街乗りになるはずで、キャンプやスキー、マリンスポーツなどのアウトドアニーズも満たすのが狙い。ジムニーや初代タフトのような本格的なオフロードコースに駆り出すケースは少ないはずです。
OEタイヤの「BluEarth-FE AE30」はヨコハマタイヤの省燃費タイヤで、優れた低燃費性能だけでなく、静粛性や快適性、乗り心地、ロングライフ性能などの基本性能を高いレベルでバランスさせたとしています。
エコタイヤとして知られる横浜ゴムの先進タイヤ技術「BluEarth」テクノロジーは、環境性能の高さのみならず、先述したように高い総合力を武器に、最新のセダンやSUV、スポーティーカー、コンパクトカーなどに幅広く新車装着されています。
(塚田勝弘)