キャディラック初となるフルEV「リリック」が8月6日ワールドプレミアへ

■「ハマーEV」と共有するGMのEVプラットフォームを採用。最新の「XT5」とほぼ同サイズ

キャディラックは、ブランド初となるEVモデル「Lyriq」(リリック)を8月6日午後7時(現地時間)にワールドプレミアすることを決定、ティザームービーを初公開しました。

キャディラック リリック_004
キャディラック リリック ティザーイメージ

リリックの詳細は明かしていませんが、「ブランドの新しい章の始まりを示すフルEVモデルであり、モビリティと接続性の境界と限界を再定義するものだ」と語っています。

キャディラック リリック_001
キャディラック リリック ティザーイメージ

市販型では、縁取られたグリル、三角形のコーナーエアインテークが見て取れます。また、短いフード、流れるルーフライン、フロントフェンダー後部には充電ポートを装備します。

キャビン内では、「エスカレード」2021年型と酷似したレイアウトを持ち、34インチディスプレイ、照明付きウッドパネルと専用のパワーシートコントローラーを備えるドアパネルが与えられます。

アーキテクチャには「ハマーEV」と共有するGMのEVプラットフォームを採用、最新の「XT5」とほぼ同じボディサイズが予想されています。23インチのホイールを備え、50〜200kWhの容量をラインアップする「Ultium」(アルティウム)次世代バッテリーを採用するといいます。これにより最大644km(400マイル)以上の航続を実現すると伝えられます。

また、DC急速充電に対応し、400Vのバッテリーパックと最大出力200kWの急速充電機能を持ちます。さらに800Vのバッテリーパックと出力350kWの急速充電機能も設定される見込みです。

コロナウィルスの影響により、4月デビューが延期されていましたが、いよいよワールドプレミアが実現します。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる