■「ハマーEV」と共有するGMのEVプラットフォームを採用。最新の「XT5」とほぼ同サイズ
キャディラックは、ブランド初となるEVモデル「Lyriq」(リリック)を8月6日午後7時(現地時間)にワールドプレミアすることを決定、ティザームービーを初公開しました。
リリックの詳細は明かしていませんが、「ブランドの新しい章の始まりを示すフルEVモデルであり、モビリティと接続性の境界と限界を再定義するものだ」と語っています。
市販型では、縁取られたグリル、三角形のコーナーエアインテークが見て取れます。また、短いフード、流れるルーフライン、フロントフェンダー後部には充電ポートを装備します。
キャビン内では、「エスカレード」2021年型と酷似したレイアウトを持ち、34インチディスプレイ、照明付きウッドパネルと専用のパワーシートコントローラーを備えるドアパネルが与えられます。
アーキテクチャには「ハマーEV」と共有するGMのEVプラットフォームを採用、最新の「XT5」とほぼ同じボディサイズが予想されています。23インチのホイールを備え、50〜200kWhの容量をラインアップする「Ultium」(アルティウム)次世代バッテリーを採用するといいます。これにより最大644km(400マイル)以上の航続を実現すると伝えられます。
また、DC急速充電に対応し、400Vのバッテリーパックと最大出力200kWの急速充電機能を持ちます。さらに800Vのバッテリーパックと出力350kWの急速充電機能も設定される見込みです。
コロナウィルスの影響により、4月デビューが延期されていましたが、いよいよワールドプレミアが実現します。
(APOLLO)