マツダ車オーナーでなくても愛車に入れておきたい「車中泊セット」

■地震や台風、大雨などの災害時に重宝する車中泊セットが登場

マツダは2020年7月6日、災害時など緊急避難時に活用できる「車中泊セット」の発売を開始しました。おりしも熊本県を中心に大雨による甚大な被害が出ている時期であり、コロナ禍にあって避難所への避難を躊躇するような状況下でもあります。

マツダ 車中泊セット
マツダの車中泊セット

この「車中泊セット」は、地震や台風、大雨被害など予期せぬ災害が頻発する中、避難した場所で車中泊する際に活用できる商品をセットにしたマツダ純正用品。通常時は「防水ロールバッグ」にまとめて入れて常時車両搭載することができます。同バッグは、いざというときには簡易的なバケツとして使用できます。また、中に詰め物をすれば枕にもなる優れもの。

マツダ 防水ロールバッグ
バケツにも枕にもなる防水ロールバッグ

同セットは、車両で過ごす際に「エコノミークラス症候群」になるリスクを軽減する「車中履くソックス」をはじめ、車内で就寝する際、快適な睡眠をサポートする「防災エアーマットGOLON」が含まれています。また、災害時の車中泊に役立つものとして「虫よけウインドウネット フロントドア用」、「目隠しポンチョ」、「トイレONE(3枚入り)」、「非常用給水バッグ」、「蓄光ホイッスル」、「タオル」のほか、自車のバッテリー上がりはもちろん、他車のバッテリー上がりの際にも役立つ「ブースターケーブル」も含めたセット。

各自動車メーカーは、アクセサリー(純正用品)で車中泊や仮眠などを想定したマットなどを用意していますが、「車中泊セット」を販売するのは珍しいかもしれません。

緊急防災 「車中泊セット」の価格は、15,950円(税込み)。マツダ車オーナーのみならず、愛車に積んでおけば万一の際に重宝しそうですね。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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