コロナ禍で高速道路でのETC利用を改めて推進。今使えるETCの良いところ色々

●コロナ感染予防措置も含め、高速道路の有人料金所を無くす動きが出てきた

国土交通省は、全国の高速道路について、将来的に現金などを支払う有人料金所を廃止し、すべてのゲートをETC専用にすることを目指し、検討に入ったことを明らかにしました。

国内のETC利用率は93%にのぼり、有人料金所を利用する数が減っています。新型コロナウイルス感染予防においても、人と人との接触が起こる有人料金所はリスクになるとも考えられており、6月27日までで、料金所係員9名のコロナウイルス感染が確認されています。

そこで今回は、ETC利用を改めて促進するために、今使える代表的なETCを利用したサービスを紹介していきます。

ETC出口
ICによっては、ETCレーンよりも一般レーンが多い状態が目立ちます。これらが全てETCレーンになるのか、今後の国土交通省の動きに注目です。

・NEXCO東日本が提供する乗り放題プラン「ドラ割」

こちらは、NEXCO東日本が提供する一定区域内の高速道路の乗り放題プランです。北海道地域では「北海道観光フリーパス」という商品が展開されています。プランは3つあります。

土日等の週末やGW・お盆を含む連続する最大3日間で、北海道の高速道路が乗り降り自由となる「週末プラン」(普通車8,000円、軽自動車6,400円)。

連続する4日~6日間、北海道の高速道路が乗り降り自由のいつでも使える「ゆったりプラン」(普通車10,700円~12,700円、軽自動車8,100円~10,200円)。

クルマでフェリーに乗っての北海道旅行に7日~14日間で使える「フェリー限定プラン」(普通車13,600円~19,600円、軽自動車10,900円~15,700円)。

この3つのプランは、2020年6月30日現在、申し込み受付が再開されています。現在利用可能な乗り放題プランです。

また、現在は受付停止中となっていますが「東北観光フリーパス」「ググっとぐんまフリーパス」という2種類の高速道路乗り放題プランが用意されています。新型コロナウイルスの感染状況や、周辺観光地の受け入れ状況を確認次第、順次再開される予定です。

・NEXCO中日本が提供するクーポン付き割引プラン「速旅」

高速道路周遊サービスには、岐阜県周遊ドライブプランの「G割」があります。岐阜県内の高速道路が連続する2~3日間、指定区域内が乗り放題となります。(普通車5400円~6400円、軽自動車4,300円~5,100円)

また、一定区域内の高速道路乗り放題と、地域内で使えるクーポンをセットにしたサービスもあります。山梨県の身延山覚林坊宿坊利用券付ドライブプランは、覚林坊での宿泊、昼食、お土産の購入に利用できる5000円のクーポンと、高速道路周遊パスがセットになったプランです。

発着地により3種類のプランが用意されており、普通車9,800円~10,500円、軽自動車8,800円~9,400円での利用が可能です。

長野県の伊那谷ドライブクーポン付きドライブプランもあり、こちらは3,000円のクーポンと高速道路周遊サービスがセットになったサービスです。普通車8,300円、軽自動車7,200円で利用することができます。同様に、愛知県内の高速道路乗り放題とお買物券がセットになった「ドライブtoあいち」というサービスもあります。

さらに、NEXCO中日本エリアのショッピングモールやゴルフ場などのレジャー施設と連携したお得なプランもあります。中日本エリアにお出かけの際には一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

どのプランも、2020年6月30日現在、申込受付を再開しており、現在利用できるプランとなっています。

ETC渋滞
ETCの導入により、軽減されると言われていた出口渋滞、現在では、一般レーンが空いていて、ETCレーンが渋滞しているという光景も見かけます。

・基本的な割引も確認しておきましょう

平日の朝6時から9時、夕方の17時から20時、利用回数に応じて還元額がつく「平日朝夕割引」(旧通勤割引)や、普通車軽自動車(二輪車)限定の土日祝日に地方部で30%割引になる「休日割引」、そして全車種対応の毎日0時から4時の利用で30%割引となる深夜割引は、ETC利用での基本的な割引措置となります。

最近では、最新のETC2.0を使った割引措置なども出てきており、ETC利用の利点はますます増えていきそうです。

バイク用ETC
クルマだけでなく、バイクでもETCを使うユーザーは増えてきています。高速道路=ETCという図式が成り立つ日も近いのかもしれません。

まとめ

ETC有人料金所廃止検討の流れから、ETCで使える割引制度の紹介をしてきました。

人と人の接触を避けるように言われる昨今、新しい生活様式が提唱される中で、高速道路の在り方というものも、変わっていくのかもしれません。ETCを利用することで避けられるリスクは、積極的に導入しながら、クルマを使った生活にも変革を起こしていく時期は近づいているようです。

(文:佐々木 亘)

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