人気SUVのジープ・レネゲードに個人向けカーリース「ジープ フラット ライド」が初設定

■Jeepブランド初の個人向けカーリース

カーシェアリングの普及以前から法人向け(個人向けもあり)を中心としたカーリース、トヨタが注力している愛車サブスクリプションサービスなど、クルマの所有や利用の仕方は年々多様化しています。

FCAジャパンによると、個人向けオートリースの市場予測では、2020年度で15万6000台、2022年度には22万台後半となり、市場占有率は6.0%まで上昇するとされています。

ジープ フラット ライド
2020年7月1日から開始される「ジープ フラット ライド」

そんな中、FCAジャパンとジャックス、ジャックスリースは、Jeepブランドでは初の個人向けカーリース商品「Jeep Flat Ride(ジープ フラット ライド)」を共同開発し、2020年7月1日(水)に、全国の正規ディーラーを通じて提供を開始すると発表しました。

ジープ・レネゲード
「ジープ フラット ライド」の対象車種はジープ・レネゲード

「ジープ フラット ライド」は、FCAジャパンとジャックスグループが共同開発したリース期間5年の個人向けカーリース商品。対象車種は、Jeepブランドで主力となっているコンパクトSUV「ジープレネゲード」。

■車両代、税金やメンテナンス費用なども含めた定額料金で安心

同カーリースは、近年のサブスクリプションなどのニーズの高まりを背景に、幅広いユーザーとくにクルマのランニングコストが気になる顧客に、レネゲードを気軽に安心して長く乗ってもらいたいという考えから開発されたそう。

ジープ・レネゲード
「ジープ フラット ライド」の対象モデルはコンパクトSUVのレネゲード

気になる料金は、月額3万円からと比較的リーズナブルで、Jeepオリジナルのメンテナンスプログラムや延長保証も含まれています。なお、リース契約はジャックスおよびジャックスリースとの三者間で締結されることになります。

「ジープ フラット ライド」の利点は何でしょうか。毎月のリース料には、通常車購入時にかかる車両価格、登録諸費用のほか、期間中の自動車税環境性能割、自動車重量税、自賠責保険料、自動車税種別割、「ジープフラットライドメンテナンスプログラム」代金、通常保証3年+延長保証2年が含まれています。

また、装着したアクセサリー代の支払いを月額リース代にプラスすることも可能だそう。

毎月決まった定額料金になり、クルマの維持管理費や各種費用をまとめて毎月定額で支払い。年に1度の自動車税納税や3年目継続車検時の費用などを心配することなく計画的に支払いが可能です。

クルマの点検・整備には、全国ディーラーで受けることができる5年間保証とメンテナンスがパッケージされています。さらに、アクセサリーやオプションも定額料金に組み込むことができます。また、FCA自動車保険プランも追加可能。月々の定額金額を、ユーザーの希望に沿った金額に設定することが可能です。

ジープ・レネゲード
ジープ・レネゲードのインテリア

新車と定額コミコミで付き合いたいというニーズを満たす「ジープ フラット ライド」。対象はコンパクトSUV「ジープレネゲード」ですので、同SUVが気になっている方は「購入」のほかに、同リースの選択も検討してみてはいかがでしょうか。

なお、レネゲードは2019年2月にフェイスリフトを受け、人気のスタイリングに磨きが掛けられています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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