■「インテリジェントクリアランスソナー」の採用により「サポカーS・ワイド」に該当
マツダは、トヨタからOEM供給を受けている商用バンの「ボンゴブローニイバン」を一部改良し、2020年6月25日に発売しました。同モデル(現行型)は、2019年4月に発表されています。
街中での取り回しに考慮した小型商用車4ナンバー枠のボディに、3,000mmの最大荷室長、最大1,250㎏の積載量(3名乗車時)を確保し、広くて使い勝手のいい荷室が確保されています。また、荷物の積み降ろしを容易にする床面地上高620mmに設定された荷室開口部も特徴。
ベース車のハイエースと同様、安全装備のアップデートが主なメニュー。今回、新たにアクセルペダル踏み間違い時の衝突被害軽減に寄与する「インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ/静止物)」が用意され、「安全運転サポート車」の「サポカーS・ワイド」に全車が該当したことになります。
また、インパネのメーター内に4.2インチTFTカラーのマルチインフォメーションディスプレイが配置されたほか、周囲の明るさに応じてヘッドランプの点灯を自動で切り替える「オートライトシステム」が採用され、視認性を向上。
価格は2.0Lガソリンを積むFRの「DX」が253万2200円、同エンジンを積むFRの「GL」が276万3200円。2.8Lディーゼルの4WD「DX」が350万200円、同ディーゼルエンジンを搭載する4WDの「GL」が3,710,300円です。
馴染みの販売店や営業担当者がいるようでしたら、アフターサービスも含めてOEMモデルも十分に買いですので、商用バンの「ボンゴブローニイバン」もはたらくクルマとして、選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
(塚田勝弘)