より「SUVらしく」なった新型メルセデス・ベンツGLAが日本デビュー。最低地上高は200mm確保【新車】

インテリアは、メーター上方のカウルが廃止され、5つの円形エアアウトレットが配されるなど、現行Aクラスからの流れが踏襲されていて、モダンでスポーティな雰囲気が漂います。

メルセデス・ベンツ GLA
新型GLAのインテリア

搭載されるエンジンは2.0Lの直列4気筒ディーゼルターボエンジンで、150PS/320Nmというアウトプット。組み合わされるトランスミッションは、8速デュアルクラッチトランスミッションの「8G-DCT」になります。

メルセデス・ベンツ GLA
導入時のエンジンは、2.0Lディーゼルターボ

導入時は「GLA 200 d 4MATIC」 の1グレードのみ。4WDシステムの「4MATIC」は、ダイナミックセレクトのスイッチ操作で基本の前後トルク配分比を可変させることが可能。

四輪駆動クラッチを制御する特性マップは3つ用意され、一般的な走行状況における基本的な前後トルク配分比は、「ECO/コンフォート」が「80:20」、 「スポーツ」では後輪のトルク配分が増して「70:30」になるそう。

メルセデス・ベンツ GLA
新型メルセデス・ベンツGLAのラゲッジスペース

さらに「オフロード」モードにするとトルク配分やABSの制御により、悪路走破性が向上。加えて、マルチビームLEDヘッドライトが車両の直前部を広く明るく照らすモードになります。また、雪上や凍結路などの急な下り坂を2km/hから18km/hの間で設定した一定の速度で降りるDSR(ダウンヒルスピードレギュレーション) も備わります。

メルセデス・ベンツ GLA
新型メルセデス・ベンツGLAのリヤシート

そのほか、「インテリジェントドライブ」と呼ぶ最新の安全装備や対話型インフォテインメントシステム「MBUX」、テレマティクスサービスも採用され、最新装備による快適なドライブが可能。新型「GLA 200 d 4MATIC」の価格は502万円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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