インテリアは、メーター上方のカウルが廃止され、5つの円形エアアウトレットが配されるなど、現行Aクラスからの流れが踏襲されていて、モダンでスポーティな雰囲気が漂います。
搭載されるエンジンは2.0Lの直列4気筒ディーゼルターボエンジンで、150PS/320Nmというアウトプット。組み合わされるトランスミッションは、8速デュアルクラッチトランスミッションの「8G-DCT」になります。
導入時は「GLA 200 d 4MATIC」 の1グレードのみ。4WDシステムの「4MATIC」は、ダイナミックセレクトのスイッチ操作で基本の前後トルク配分比を可変させることが可能。
四輪駆動クラッチを制御する特性マップは3つ用意され、一般的な走行状況における基本的な前後トルク配分比は、「ECO/コンフォート」が「80:20」、 「スポーツ」では後輪のトルク配分が増して「70:30」になるそう。
さらに「オフロード」モードにするとトルク配分やABSの制御により、悪路走破性が向上。加えて、マルチビームLEDヘッドライトが車両の直前部を広く明るく照らすモードになります。また、雪上や凍結路などの急な下り坂を2km/hから18km/hの間で設定した一定の速度で降りるDSR(ダウンヒルスピードレギュレーション) も備わります。
そのほか、「インテリジェントドライブ」と呼ぶ最新の安全装備や対話型インフォテインメントシステム「MBUX」、テレマティクスサービスも採用され、最新装備による快適なドライブが可能。新型「GLA 200 d 4MATIC」の価格は502万円です。
(塚田勝弘)