■ガソリンエンジンにこだわり、ターボチャージャーエンジンは搭載の見込み
先日、ホンダ・シビック タイプR次期型と思われる開発車両をスクープ、強力なハイブリッドモデルに進化すると予想されていましたが、次期型では電動化が見送られる可能性もあるようです。
英「Auto Express」誌が、欧州ホンダの副社長トム・ガードナー氏と話をしたところ、タイプR次期型がハイブリッドにならないことを確認したわけではないようですが、同氏が往来のガソリンエンジンに固執していることや、ボンネットの下にターボチャージャーエンジンがあることだけは強く示唆したといいます。
また次期型でも6速MTギアボックス、前輪駆動を保持することも濃厚のようです。
さらに今回スクープしたプロトタイプはタイプR次期型である可能性が高いですが、ハイブリッドを搭載する他のハイパフォーマンス派生モデルである可能性も指摘しています。
ホンダは、2025年までにすべての欧州モデルを電動化することを発表しており、タイプR次期型もハイブリッド化される可能性も残されているはずです。
その場合パワートレインは、2.0リットル直列4気筒VTECターボチャージャー+デュアルモーターを搭載し、最高出力は400psを超えると予想。また「NSX」譲りのトルクベクタリングテクノロジーを流用するとも噂されています。
シビック タイプR次期型のワールドプレミアは2021年と予想、生産工場はイギリス・スウィンドン工場から日本国内へ移動すると思われます。
(APOLLO)