■BMW製4.4リットルのV型8気筒ツインターボ搭載で500ps
ランドローバーの新型「ディフェンダー」に設定される、高性能V型8気筒搭載モデル開発車両をカメラが捉えました。
ディフェンダーは、同初代が1948年に製造開始されてから2016年1月まで製造されていた伝統のモデルで、生産終了から3年半経過した2019年に新世代ディフェンダーが復活しました。
新型のパワートレインは、最高出力300ps、最大トルク400Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒ガソリン/ディーゼルエンジンターボエンジン、3.0リットル直列6気筒+マイルドハイブリッドなどがラインアップされています。
捉えたツートンカラーの開発車両は、ルーフ後部に「PROTOTYPE VEHCLE」(開発車両)のステッカーを貼り、クワッドエキゾーストパイプを備えていることからもV型8気筒モデルと推測できます。
パワートレインは、BMW製4.4リットルのV型8気筒ツインターボチャージャーエンジンを搭載、最高出力500ps程度と予想されています。最新情報によるとJLRの高性能部門「SVO」はV8プロジェクトに直接関与しておらず、既存のディフェンダー・エンジニアリングオペレーションから誕生するといいます。
ZF製8速ATトランスミッションと組み合わされ、パワーは劣るものの車重が軽いため、メルセデスAMG「G63」の強力なライバルとなるようです。
V8ディフェンダーは2021年後半にデビューが期待されていますが、4ドアモデルの「110」のみの設定となるか、ショートホイールベースの「90」にも設定されるのかが注目されます。
(APOLLO)