■ティーポ第4のモデル。ヘッドライトやテールライトも専用デザイン
フィアットの欧州Cセグメント・ハッチバック「ティーポ」改良新型に設定されるとみられる、クロスオーバーSUVタイプの派生モデル「ティーポ クロス」(仮称)の市販型プロトタイプをカメラが捉えました。
ティーポ現行型は2015年に登場しており、現在ハッチバック、セダン、ワゴンと派生モデルを展開。「クロス」はこれらに続く第4のモデルとなります。
捉えたプロトタイプは、ボディをリフトアップ、幅の広いプラスチック・ホイールアーチ、プラスチック・クラッディングを備えるバンパー、分厚いタイヤなどが装着されています。
またヘッドライト、テールライトなども再設計されていることがわかります。
キャビン内は撮影していませんが、おそらく大型ディスプレイを備えた新しいインフォテイメントシステムを装備、トリム類も刷新されるでしょう。
パワートレインは、最高出力95psを発揮する1.4リットルガソリンユニット、最高出力95hpを発揮する1.3リットル及び最高出力120hpを発揮する1.6リットルのディーゼルなどがキャリーオーバーされます。なお、燃料ポンプのパフォーマンス向上により、CO2排出量が削減される可能性があるといいます。
ワールドプレミアの時期は不明ですが、発売されれば、フォード「フォーカスアクティブ」やキア「XCeed」と市場で争うことになるでしょう。
(APOLLO)