■新型ハリアーの発売を機にウェブ上での商談が可能に
コロナ禍の中でも話題を一身に集めた新型トヨタ・ハリアーが、2020年6月17日に発売されました。
トヨタが抱える全4チャネルでの全店販売がスタートし、新型モデルでは最初の目玉といえます。
一方、不要不急の外出を控える人も多く、トヨタでは新型ハリアー発売を機にオンラインでの取り組みを推進するとしています。
オンライン商談では、顧客は自宅にいながら指定した販売店において、詳細な見積りシミュレーションや営業スタッフとのメッセージ交換を可能にしたことにより、ウェブ上での商談が可能になっています。
●サブスクリプションという手も
また、CMでもお馴染みの愛車サブスクリプションサービス「KINTO ONE」は、見積りから申込み、契約までのすべてをウェブ上で完結することもできます。
気になる料金は「7年プラン・ボーナス併用払いなし」の場合、月額5万4010円(税込み)から利用可能。こちらは、Gグレード(ガソリン仕様/2WD)でディスプレイオーディオ(スマホ連携パッケージ)。
カーナビはスマホ・アプリ連携で十分という方は、この仕様でも新型ハリアーのスタイリングや走りなどの美点を享受できますから、検討する価値は十分にありでしょう。
月額5万4010円という料金は、一見割高に思えるかもしれませんが、任意保険、定期メンテナンス、自動車税、故障修理、登録諸費用・税金、車検費用(5/7年プランの場合)などの諸経費がパッケージ化された月額定額サービスですので、月々の支出を平均化できる利点もあります。
新型コロナウィルス感染症の影響だけでなく、レンタカー店舗の減少、カーシェアリング利用の急速な普及などで多様化するライフスタイルに対応して、様々な購入機会を提供するのがトヨタの狙い。
顧客の利便性をより高め、クルマの購入検討をスムーズに進めることができるサービスの拡充が図られています。
なお、新型トヨタ・ハリアーの価格帯は、299万円~504万円です。
(塚田勝弘)