ヒュンダイの新型EVクロスオーバーSUV「45」、市販型デザインを露出させニュルに登場

■EV「ホンダe」を彷彿させるレトロなデザインを採用!?

ヒュンダイが現在開発中の新型EVクロスオーバー・クーペSUV、「45」のプロダクションモデルがニュルブルクリンクで初の高速テストを開始しました。

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ヒュンダイ 45 市販型プロトタイプ

昨年フランクフルトモーターショーで展示された「45 EVコンセプト」は、1974年のポニークーペコンセプトからインスパイアされるとともに、ホンダのコンパクトEV「ホンダe」を彷彿させるレトロなデザインで注目を集めました。

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ヒュンダイ 45 市販型プロトタイプ

ニュルで捉えた最新プロダクションは、初めてバンパーの一部が露出、市販型デザインが見えてきました。

市販型のアーキテクチャには、今後発売予定のEVセダンと共有するとみられる「E-GMP」(Electric Global Platform)プラットフォームを採用。

角度をもったリアウィンドウ、ルーフスポイラー、リアクォーターウィンドウのアウトラインなど、スポーティなエクステリアが見てとれます。また、コックピットはコンセプトモデルに似たワイドディスプレイを搭載するとみられています。

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ヒュンダイ 45 市販型プロトタイプ

内部ではeAWD機能用に2つの電気モーターを搭載。小さい方は前車軸に動力を供給し、より大きなモーターは後輪を駆動させ、四輪駆動となります。

ワールドプレミアは2021年内と思われ、市販型エクステリアではコンセプトの未来的LEDライトや刺激的グリルは装備されず、より落ち着いたレトロなデザインが採用されると予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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