■刷新されたエアインテークやフロントバンパーを確認、ヘッドライトもリフレッシュへ
ランドローバー社で最高級「レンジローバー」の下に位置するクロスオーバーSUV、『ディスカバリー』の改良型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
ディスカバリーは、同社の第三のモデルとして1989年に発売。1991年からは日本にも正規輸入されており、馴染み深いモデルです。その後1998年に2代目、2004年には3代目が登場、2009年にはタタ社傘下になって初のフルモデルチェンジを果たしました。
現行型となる5代目は2017年に登場、発売3年目にして初の大幅改良となります。
捉えたプロトタイプはカモフラージュが軽く、刷新されたエアインテークやフロントバンパーを確認できます。ヘッドライトやテールライトは今後着手されるとみられ、LEDデイタイムランニングライトは「ディスカバリー スポーツ」新型のようなデュアルストリップセットアップが採用される可能性もあるようです。
キャビン内ではデジタル・ゲージダイヤル、より大型で機能的なインフォテイメントシステム、ワイヤレス充電、スマートバックミラー、新しいトリム、最新のステアリングホイールデザインなどもみられるでしょう。
目玉はディスカバリー初となるPHVモデルです。欧州のCO2規格をクリアするためにはプラグインハイブリッドが必要不可欠であり、「レンジローバー スポーツ」で使用される4気筒「P400e」システムの導入、あるいは「ディスカバリー スポーツ」の「P300」システムなどが予想されます。
P300では、最高出力200psを発揮する1.5リットル直列3気筒「インジニウム」と、最高出力108psを発揮する電気モーターのプラグインハイブリッドとなります。さらには3.0リットル直列6気筒+最新の48Vマイルドハイブリッドの搭載も予想されています。
ディスカバリー改良型は、2020年内にデジタルワールドプレミアされる可能性が高いでしょう。
(APOLLO)