■ライバルはCクラスや3シリーズ。コックピットにI Paceの機能移植
ジャガーが年末までに公開を目指し開発しているとみられるエグゼクティブ・セダン「XF」、およびその派生モデル「XFスポーツブレーク」の改良型プロトタイプの同時スクープに成功しました。
同社では、今年3月にメルセデス・ベンツ「Cクラス」やBMW「3シリーズ」に対抗すべく、コンパクトモデル「XE」改良型を発表したばかりですが、今度はメルセデス・ベンツ「Eクラス」、BMW「5シリーズ」、アウディ「A6」をターゲットとする「XF」改良型発表へ準備を整えます。
エクステリアは、LEDデイタイムランニングライトを含むヘッドライト、前後バンパーなどが刷新されます。
注目はキャビン内で、「I-Pace」の機能を移植するほか、新デザインのステアリングホイール、空調システム用セカンドデジタルディスプレイ、アップデートされた12.3インチのインストルメントクラスタやインフォテイメントスクリーン、および新しいトリムカラーとオプションが予想されます。
パワートレインは、最高出力200ps、250ps、300psを発揮する2.0リットル直列4気筒「インジニウム」ガソリンターボエンジンがラインアップされるほか、欧州の厳しい規制をクリアするディーゼルエンジン、最高出力400ps・最大トルク550Nmを発揮する3.0リットル直列6気筒を搭載するマイルドハイブリッドが設定される可能性があります。
そして最大の注目は、V型6気筒エンジン搭載の高性能「XF S」の復活ですが、現段階では噂に過ぎません。
(APOLLO)