プロトタイプがニュル登場! 新型・BMW 4シリーズ、ラグジュアリーな5ドア「グランクーペ」設定へ

■「ビーバーの歯」も装備。M4グランクーペも登場の可能性

BMWは新型「4シリーズ クーペ」を発表したばかりですが、5ドアバージョンとなる『4シリーズ グランクーペ』の設定が確実となり、その市販型プロトタイプが初めてニュルブルクリンク高速テストを開始しました。

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BMW 4シリーズ グランクーペ 開発車両

4シリーズ グランクーペは、EVサルーン『i4』と「CLAR」プラットフォームを共有、酷似したスタイリングとなりました。

大きな違いは、i4はエンジン冷却を必要としないため閉鎖されたグリルが装着され、エキゾーストシステムを持たない点です。また新型4シリーズでは、「ビーバーの歯」となぞられる巨大キドニーグリルを装備しましたが、グランクーペも間違いなく装備されるはずです。

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BMW 4シリーズ グランクーペ 開発車両

キャビン内は「3シリーズ」からデザインを継承、12.3インチのデジタルクラスタ、10.25インチのインフォテイメントシステムなどが配置されます。

パワートレインは、1.5リットル直列3気筒ターボエンジン、最高出力258psを発揮する新開発の2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ、2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボ、最高出力388ps、最大トルク500Nmを発揮する3.0リットル直列6気筒ターボエンジンのほか、プラグインハイブリッドも予想されています。

さらに3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載する「M4グランクーペ」の初設定が噂されており、最高出力500ps以上、最大トルク598Nmを発揮すると思われます。

BMWは6月にも2ドアの4シリーズ・クーペを公開予定で、グランクーペは最速でも2020年内、あるいは2021年と予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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