メルセデス AMG GTのトップモデル、2千万円超えのブラックシリーズがニュル再登場

■AMG伝統の4.0リットルV8ツインターボエンジンを搭載

メルセデスAMGが開発を進めるGTシリーズ最強モデルAMG「GT Rブラックシリーズ」市販型プロトタイプが、再びニュルブルクリンクへ帰還しました。

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メルセデス AMG GTR ブラックシリーズ 開発車両

コロナウィルスがメルセデス・ベンツのタイムラインを延期させたかどうかは不明ですが、GT Rブラックシリーズの開発が継続されていることは確かです。

捉えたプロトタイプは、パナメリカーナグリルを備える迫力のフロントグリル、ボンネットフードにエアベント、リアには巨大ハイウィング、アグレッシブなリアディフューザー、クワッドエキゾーストパイプを装着、強力なAMGモデルのすべての特徴が見てとれます。

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メルセデス AMG GTR ブラックシリーズ 開発車両

心臓部には「AMG GT63S 4ドアクーペ」と共有するAMG伝統の4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載、ブーストアップにより最高出力は711ps・最大トルク800Nmを発揮するとみられます。これは、AMG「GT R」より134ps・100Nm高い数値です。

車重は「GT R Pro」とほぼ同じ1575kgと予想され、最高速度320km/h、0-100km/h加速は「GT R」と「GT R Pro」が3.6秒なのに対して、ブラックシリーズは3秒のハイパフォーマンスとなります。

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メルセデス AMG GTR ブラックシリーズ 開発車両

ワールドプレミアは、コロナウィルスのパンデミックにより、変動的とみられますが、2020年内の登場が期待され、価格はGT R Proの200,645USドル(約2,100万円)を超えると予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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