■上質な内外装と走りが魅力のコンパクト
2020年1月30日に100周年を迎えたマツダ。新型コロナウイルスの影響もあって、2020年1~3月期の連結最終損益は202億円の赤字と厳しい状況になっています。
それでも100周年特別記念車など特別仕様車も含めて盛り返したいところでしょう。
マツダは、2020年5月28日にMAZDA2、MAZDA CX-5、MAZDA CX-8の3モデルに特別仕様車の「SMART EDITION」を設定し、同日から発売しています。ここでは、MAZDA2「SMART EDITION」をピックアップします。
●安全、快適装備を充実させたMAZDA2の特別仕様車
同特別仕様車は快適装備や安全装備の充実化がトピックス。衝突被害軽減ブレーキの「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート」や車線変更時の後方確認をサポートする「ブラインド・スポット・モニタリング」などのほか、「SMART EDITION」には駐車時や低速走行時に見えない部分の危険察知を支援する「360°ビュー・モニター」や、夜間の視認性を高めるアダプティブ・LED・ヘッドライトが追加されています。
快適装備では、MAZDA2にはフルオートエアコンやスーパーUV&IRカットガラスが用意されていて、快適なドライブを提供。
MAZDA2の「15S SMART EDITION」には、ベースグレードの「15S」に対して、リヤダークガラス、6:4分割リヤシート、アドバンストキーレスエントリーシステム、フルオートエアコン、スーパーUVカットガラス(フロントドア)&IRカットガラス(フロントガラス/フロントドア)、シャークフィンアンテナ、360°ビュー・モニターが特別装備されています。
「15S PROACTIVE」がベースの「15S PROACTIVE SMART EDITION」には、スマート・ブレーキ・サポート(SBS) &マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)、レーンキープ・アシスト・システム(LAS)、アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)、シャークフィンアンテナ、360°ビュー・モニターを追加設定。
価格は「15S SMART EDITION」のFFが159万8000円、4WDが180万7000円。「15S PROACTIVE SMART EDITION」のFFが179万8000円、4WDが200万7000円です。いずれも1.5Lガソリン、6AT搭載モデルになります。
マイナーチェンジを機に、デミオ改めMAZDA2を名乗る最新モデルは、エクステリアのリフレッシュだけでなく、フロントシートの着座感の向上、走りの面でもアップデートが図られていて、コンパクトながらも上質な仕立て、走りが魅力。
安全、快適装備が充実化された2タイプの「SMART EDITION」は、1.5Lガソリン+AT仕様を吟味中ならオススメの特別仕様車といえるでしょう。
(塚田勝弘)