■ガソリン、ディーゼルエンジンの両方に設定された「R-Line Black Style」
フォルクスワーゲン・ティグアンは「MQB」モジュールが初採用されたSUV。ディーゼルターボ+4WDの追加もあって、日本での人気も上々とのこと。
そのティグアンに、デンマークのDYNAUDIOと共同開発された特別仕様車「R-Line DYNAUDIO」と同時に、もう1台の特別仕様車が設定されました。
その名のとおり「R-Line」をベースとした「R-Line Black Style」は、エクステリアのクロームパーツやアルミホイールなどがブラックのアクセントになり、スポーティなエクステリアに、力強さとクールさが付加されたモデル。
具体的には、フロントグリル中央、フロントバンパー、ドアミラーハウジング、ウインドフレーム、サイドストリップ、リヤスポイラー、リヤストリップがすべて黒になる「Black Style」専用エクステリアをはじめ、ブラックルーフレールを用意。
「R-Line Black Style」専用で、ブラックペイントの19インチアルミホイール(8.5Jx19アルミホイール)が足元をキリッと引き締めています。タイヤは、パンクしにくいモビリティタイヤで、サイズは255/45R19。
ブラックのアクセントカラーとコーディネイトされるボディカラーは2色と少ないですが、個性的なエクステリアに仕立てられていますから、街中で同じティグアンと遭遇することは少なそう。
全身黒になる「ディープブラックパールエフェクト」に加えて、6万6000円の有償色の「オリックスホワイトマザーオブパールエフェクト」が設定されています。
価格は、1.4Lガソリンターボを積む「Tiguan TSI R-Line Black Style」が506万円。2.0Lディーゼルターボを積む4WDの「Tiguan TDI 4MOTION R-Line Black Style」が554万円です。なお、ベース車の「R-Line」は前者が502万9000円、後者が550万9000円。
「DYNAUDIO」仕様も「R-Line Black Style」も以前限定車として、TSI(ガソリン)もしくはTDI(ディーゼル)モデルが設定されたことはありますが、今回はガソリンもディーゼルも設定されたため、ニーズに応じて選択できるのも魅力となっています。
(塚田勝弘)