新型メルセデス・ベンツ Sクラスに、装甲バージョン「ガード」が設定

■すべてのウィンドウが防弾ガラス。爆発物からも保護

これまでメルセデス・ベンツの旗艦セダン・新型「Sクラス」や、最高級モデル「マイバッハSクラス」のプロトタイプを捉えてきましたが、見たことのない開発車両をカメラが初めて捉えました。

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メルセデス・ベンツSクラス 新型 ガード

一見、新型Sクラスのプロトタイプと変わりありませんが、よく見るとフロントガラスとサイドウィンドウに暗い輪郭と厚みがあり、カメラマンによると、政治家、王室、著名人そのほか世界のVIP向けに開発されている装甲バージョンのSクラス「ガード」だといいます。

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メルセデス・ベンツSクラス 新型 ガード

すべてのウィンドウは防弾ガラス仕様となっており、VR10弾道保護レベルを持つとともに、下部装甲により爆発物からも保護してくれます。

足回りには「ミシュランPAXランフラットタイヤ」を装着、タイヤの空気圧監視システムがあり、タイヤが損傷した後でも最大30km(19マイル)走行可能です。

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メルセデス・ベンツSクラス 新型 ガード

ガードは、これまで2014年の「S600」や2018年の「マイバッハS650 プルマン ガード」などが発売されてきましたが「W223」世代でも発売されることになります。パワートレインは、6.0リットルV型12気筒エンジンを搭載する予定です。

メルセデス・ベンツは、新型Sクラスを2020年内に発表することを計画しており、ガードは2021年以降のデビューとなりそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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