■4.0リットルV型8気筒ツインターボ搭載、600psから900psへ向上
BMWを中心にランボルギーニ、トヨタまで幅広く手掛けるドイツのチューニングメーカー「マンハート」は、アウディのフラッグシップ・高性能クロスオーバーSUV「RS Q8」をフルチューンした「RS 900」を初公開しました。
その過激カスタムパッケージは、パフォーマンス、ルックス、サウンドトラックなどにおいてベースモデルを豹変させています。
パワートレインは4.0リットルV型8気筒ツインターボチャージャーエンジンをブーストアップし、最高出力は600psから900psへ、最大トルクは800Nmから1,080Nmへ大幅に向上させています。またリアサイレンサーをインストールし、国内向け排気システムにも適合させつつ、サウンドにも変化を見せるようです。
足回りではロアサスペンションを採用し、1.2インチ(30mm)ローダウンさせ、23インチのConcave Oneアルミニウムを装着。リムはマットブラックやガンメタリックグレーが用意されています。
エクステリアは、ブラックボディにゴールドのマンハートデカールセットでラッピング。さらにボンネット、フロントスポイラー、サイドスカート、ディフューザー、ホイールアーチエクステンションなどの新しいカーボンボディキットを開発しています。
これらのパーツはRQ 900のエクステリアをアグレッシブにするだけでなく、SUV空力特性も向上させることは間違いなでしょう。
インテリアでは、ゴールドまたはレッドのアクセントがあしらわれたレザーパッケージを提供し、そのゴージャスなカスタムキットが完成します。
そしてなんといっても驚かされるのが、その価格です。ベースモデルが12万7000ユーロ(約1450万円)なのに対し、カスタムキットだけでなんと28万ユーロ(約3200万円)! 「458イタリア」や「GT4ルッソ」を初め、多くのフェラーリを新車で購入できるレベルとなっており、世界限定10ユニットのみの限定販売となります。
(APOLLO)