■新開発3.0リットル「VR6」ツインターボ搭載の可能性
VWの旗艦4ドアクーペ「アルテオン」の最速モデルとなる「アルテオンR」開発車両が、ニュルブルクリンクで初の高速テストを開始しました。
捉えたプロトタイプは、フロントバンパーの一部を白いテープで隠している程度のほぼフルヌード状態です。
ベースモデルと比較して大型のコーナーエアインテーク、青いブレーキキャリパー、ドリルディスクを備える大型ブレーキ、タービンのような形状のスポークを特徴とするガンメタルカラーホイール、クワッドテールパイプなどアグレッシブなエクステリアが確認できます。
リアエンドでは、トランクリップにコンパクトな黒いスポイラーを装着しているほか、バンパー左右のコーナーにパネルを配置、その下になにか隠している様子が伺えます。
注目のパワートレインに関して、現在二つの噂が存在します。
1つは「ゴルフR」から流用される2.0リットル直列4気筒ターボエンジンで、最高出力は333psを発揮するというものです。そしてもう一つは、最高出力400ps以上を叩き出す新開発3.0リットルVR6ツインターボチャージャーエンジンの搭載です。
どちらにしても、「4Motion」全輪駆動システム、及びDSGデュアルクラッチトランスミッションが標準装備される可能性が高いといようです。
ワールドプレミアは、2020年内と予想されていますが、コロナウィルスのパンデミックにより、流動的と言えそうです。
アルテオンRが発表された後、最強ワゴンの『アルテオン シューティングブレークR』の登場も噂されています。
(APOLLO)