待っていろGRヤリス! ヒュンダイ・i20のハードコアモデル「N」がニュルで高速テスト

■1.6L直4ターボ搭載。最高出力は200馬力以上

ヒュンダイが開発中のコンパクトハッチ・新型「i20」に初めて設定されるハードコアモデル「i20 N」の市販型プロトタイプを捉えました。

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ヒュンダイ i20N 市販型プロトタイプ

マスクがはずされ市販型ボディが露出しているプロトタイプは、ルーフに大型のリアウィング、専用ホイール、レッドブレーキキャリパーを装備しているほか、大型のフロントバンパー、アグレッシブなコーナーエアインテーク、エプロン、サイドスカート、デュアルエキゾーストパイプ、ディフューザーなども確認できます。

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ヒュンダイ i20N 市販型プロトタイプ

カメラマンによると、ニュルではスキール音を轟かせながら高速でコーナーを周り、一気に加速して走り去る様子が見てとれたようで、その高性能さが伺えたといいます。

パワートレインは1.6リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンが有力で、搭載6速MTと組み合わされます。実現すれば最高出力は200ps以上・最大トルク265Nmを発揮するでしょう。

ワールドプレミアは、10月のパリモーターショーと予想されていましたが、コロナウィルスの影響によりオンラインデビューとなる可能性もあると思われます。

発売は2021年初頭で、トヨタ「GRヤリス」をはじめ、VW「ポロGTI」、フォード「フィエスタST」などがライバルとなります。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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