■高性能「M440i xDriveカブリオレ」は、最高出力382ps・最大トルク500Nmのパフォーマンスに
巨大グリルが話題になっているBMW 4シリーズ・カブリオレのプロトタイプが、ニュルブルクリンクで初の高速テストを開始しました。
先日捉えたプロトタイプ同様に、キドニーグリルがバンパー下部まで伸び、カメラマンによると、高速テストではより迫力を感じたといいます。
今回のプロトタイプでもフィンを備えるコーナーエアインテークなどアグレッシブなフロントエンドが見てとれますが、ブレーキキャリパーが赤である点からもベースモデルと思われます。
注目はグリル内部です。新型4シリーズではエンジンを冷却するために空気を取り入れる必要がない場合、電動で閉鎖するなど空気抵抗を制御・低減させる機能「アクティブ・エアストリーム」が採用されますが、ニュル高速テストにともない初めてグリルが開いているのが確認できます。
予想されるパワートレインは、エントリーモデルに1.5リットル直列3気筒ガソリンターボエンジン、上位モデルには最高出力258psを発揮する新開発の2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンほか、2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジンが搭載されます。
また高性能モデル「M440i xDriveカブリオレ」には、最高出力382ps・最大トルク500Nmを発揮する3.0リットル直列6気筒ターボエンジンを搭載します。
4シリーズ クーペ/カブリオレのワールドプレミアは9月のパリモーターショーの予定でしたが、コロナウィルスの影響により中止されるため、年内にオンラインプレミアされると予想されます。
(APOLLO)