■同ブランド2番目のハイパフォーマンスSUV、ニュルで初の高速テスト
VWはコンパクト・クロスオーバーSUV「ティグアン」改良新型を開発中ですが、そのハイパフォーマンスモデルとなる「ティグアンR」の市販型プロトタイプを、ニュルブルクリンクでカメラが捉えました。
ティグアンは2008年に初代がデビュー、2016年に現行モデルとなる2代目にバトンタッチされています。
先日、「ゴルフ」を抜いて世界最量販車となったことも話題となっていますが、最強モデル「R」は設定されておらず、これが初の設定となります。
これにより、弟分「T-Roc R」に続いて同社2番目のハイパフォーマンス・クロスオーバーSUVの誕生となります。
捉えたプロトタイプは、高速ハードテストのため車内にロールケージを配置。
ティグアン改良新型同様に「ゴルフ8」風ハーフカップ型LEDデイタイムランニングライトを備え、アグレッシブなバンパー、巨大なエアインテークを装備し、T-Roc RやゴルフR同様にクワッドエキゾーストシステムがインサートされます。
心臓部には、2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載。7速DSGトランスミッションと組み合わされ、「4MOTION」全輪駆動システムを採用。
最高出力は296psを発揮すると予想されますが、新型「ゴルフR」とパワートレインを共有する場合、最大330馬力とも噂されます。
コロナウィルスの影響でワールドプレミアは行われない可能性もあり、2020年後半にもベースモデルとともにオンラインデビューすると予想されます。
(APOLLO)