■スポーティなフロントバンパーやクロームトリム付きスプリッターなど装備
フォルクスワーゲンは、現在コンパクト・クロスオーバーSUV「ティグアン」改良型を開発していますが、そのスポーツモデル「ティグアンR-Line」と思しきプロトタイプをカメラが初めて捉えました。
ティグアン現行型は、2016年に欧州、翌2017年から日本で発売されおり、これが初の大幅改良です。
これまでで最もカモフラージュが軽い状態で捉えたプロトタイプは、「ゴルフ8」からインスパイアされたLEDヘッドライトとLEDマトリクスデイタイムランニングライトを装備。ワイドなグリルに3本のクロームスラットを装着、新しいブランドロゴが装着されています。
現行型よりかなり攻撃的に見えるこのプロトタイプは、ボディの全幅に及ぶ大きなエアインテークを装備する、スポーティなフロントバンパーのほか、C字アクセントとクロームトリム付きスプリッターも特徴となっています。
またグリルは細く、外側の端がキックアップされ下部開口部が広いデザインも見てとれ、「R-Lineパッケージ」と思われます。
リアエンドでは、ブーメランのグラフィックを持つLEDテールライト、4テールパイプの排気システムを備えています。
パワートレインは、よりクリーンな2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボをはじめ、1.4リットル直列4気筒ガソリンターボや、1.5リットルマイルドハイブリッド、をラインナップ。
さらに1.4リットル直列4気筒ターボ+電気モーターのプラグインハイブリッド「ティグアンGTE」のラインアップも確実です。GTEの最高出力は252hpと見込まれ、EV走行が48kmと予想されます。
一方、最強の「ティグアンR」には、2.0リットル直列4気筒ターボチャージャー付きエンジンを搭載、最高出力は328hpを発揮し、DCTと組み合わされ、全輪駆動システムは標準装備されるでしょう。
ティグアン改良型の登場は2020年内が有力ですが、コロナウィルスの影響で流動的だといいます。
(APOLLO)