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■既存モデルの「エヴォーラ GT410 スポーツ」も標準装備と人気オプションを充実化
「2+2シーター(4人乗り)」のロータス・エヴォーラは、ヨーロッパやエリーゼなどライトウェイトスポーツを身上としてきたロータスの中でも上級指向のモデル。
自社製のオールアルミモノコックシャーシ& FRP製ボディとで軽量化が図られ、同ブランドの真価である軽量ボディを保ったまま快適性や実用性も担保されています。1泊2日程度なら夫婦で十分にドライブも堪能できそう。
既存モデルである「エヴォーラ GT410 スポーツ」は、シャシー性能をスポーツ方向に特化したモデルで、走りに対して非常に高い評価を得てきました。今回、受注を開始した「ロータス・エヴォーラ GT410」は、自慢であるシャシー性能はそのままに、快適性にも配慮されたモデルになっています。
GFRPのフロントアクセスパネル&ルーフ、GFRP/ガラスリヤテールゲートをはじめ、ミシュランの「Pilot Sport 4S」タイヤ、ツーリングサスペンション、スパルコ製リクライニング対応スポーツシート、ケンウッド製ナビゲーション/光ビーコン対応ETC2.0が標準装備されていて、走りと快適性を高いレベルで両立しています。
■エヴォーラGT410スポーツも一部変更
今回の「GT410」の発売に伴い、既存モデルの「エヴォーラ GT410 スポーツ」も一部仕様が変更されています。
繊維強化プラスチックのGFRPルーフ(改良前はカーボンルーフが標準)、スパルコ製リクライニング対応スポーツシート(改良前はカーボンスポーツシートが標準)をはじめ、ケンウッド製ナビゲーション/光ビーコン対応 ETC2.0(改良前はクラリオン製ナビ/VICS/ETC2.0がオプション)、防音仕様(改良前はオプション)、マッドフラップ(以前はオプション)、12V ウエットバッテリー(以前はリチウムイオンバッテリー)が標準装備されました。
さらに、追加仕様・オプションとして、APレーシング製の4ポットキャリパーにブラックとレッドの無償選択が追加(一部改良前はイエローのみ)されています。また、インテリアカラーパックにメタリックブラック/アークティックシルバー/グロスレッド/ソリッドイエロー/メタリックオレンジ/メタリックホワイト/ソリッドレッド/ボディ同色をオプションで追加(以前はイエロー/レッドのみ)されています。
さらに、ボディカラーも変更(新ペイント 14 色追加、旧 6 色を削除)されています。人気のオプションをまとめて分かりやすくしたツーリング/スポーツパックの追加など、幅広いユーザーニーズに対応する一部改良となっています。
なお、ボディカラーの変更とツーリング/スポーツパックの追加は、すでに発売されている「エリーゼ・スポーツ 220」「エキシージ・スポーツ 350」「エキシージ・スポーツ 410」の全モデルにも採用されているほか、標準装備、オプションも一部変更されています。
パーチャージャー) ●総排気量:3456cc ●最高出力:416ps/7000rpm ●最大トルク:42.8kgm/3500rpm ●車両本体価格:1496万0000円
■「エキシージ・スポーツ」もプライスダウン、値下げ幅は66万円!
また「エキシージ・スポーツ 410」の価格が従来の1424万5000円から1358万5000円へと、実に66万円もの値下げとなりました。
「エキシージ・スポーツ 350」に設定されていたパドルシフト付6速ATがラインナップから削除され、ロータス全ラインナップの中でATが選択できるのは「エヴォーラ GT410」「エヴォーラ GT410 スポーツ」のみとなりました。
今回追加された「エヴォーラ GT410」、一部改良を受けた「エヴォーラ GT410 スポーツ」は、ATもオプションで設定されていますから、AT限定免許でもドライブが楽しめます。ロータスの中でも比較的敷居が低く、快適性も享受したい人に最適なモデルといえるでしょう。
(塚田勝弘)