■インテリアの大刷新でライバルを追撃
ジャガーのミッドサイズ・4ドアサルーン、「XF セダン」改良型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
極寒のスカンジナビアで捉えたプロトタイプは、昨年捉えた「XFスポーツブレーク」改良型同様に、かなり厳重なカモフラージュがほどこされています。その偽装の下には再設計されたヘッドライト、バンパーを装備、現行モデルよりシャープなLEDテールライトも予想されます。
改良型のハイライトはインテリアです。新デザインのステアリングホイール、空調システム用セカンドデジタルディスプレイ、アップデートされた12.3インチのインストルメントクラスタやインフォテイメントスクリーン、および新しいトリムカラーとオプションが用意されます。
パワートレインは、最高出力200ps、250ps、300psを発揮する2.0リットル直列4気筒「インジニウム」ガソリンターボエンジンがラインアップされるほか、欧州の厳しい規制をクリアするディーゼルエンジン、最高出力400ps・最大トルク550Nmを発揮する3.0リットル直列6気筒を搭載するマイルドハイブリッドが設定される可能性があるようです。
ワールドプレミアは2020年後半で、メルセデス・ベンツ「Eクラス」をはじめ、BMW「5シリーズ」、アウディ「A6」、ボルボ「S90」らと市場で戦うことになるはずです。
(APOLLO)