■これが最終市販型か? 0-100km/h加速はGT史上最速の3秒
メルセデス『AMG GT』シリーズ最強となる「AMG GT R ブラックシリーズ」の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
豪雪のスカンジナビアで捉えたプロトタイプは、バンパーサイドのウィングレットに代わって新たにコーナーエアインテークを追加、以前捉えた開発車両から変化がみられるほか、フロントフェンダー後部のエアアウトレットが削除されています。
しかし、リップスポイラーをはじめ、パナメリカーナグリルを備えるワイドなグリル、ボンネットフードのエアベント、巨大なダブルリアウィング、リアディフューザーやクワッドエキゾーストシステムなど、そのアグレッシブなエクステリアはそのままのようです。
パワートレインは、「AMG GT63S 4ドアクーペ」と共有するAMG伝統の4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンで、ブーストアップにより最高出力は700ps以上を発揮、車重は「GT R Pro」とほぼ同じ1575kgとなるでしょう。また0-100km/h加速は「GT R」と「GT R Pro」が3.6秒なのに対して、ブラックシリーズは3秒のハイパフォーマンスとなります。
撮影したカメラマンによると、プロトタイプは広大な雪上でド派手なドリフトを何度も魅せ、ドライバーが楽しんでいるようだったといいます。
ワールドプレミアは、コロナウィルスのパンデミックにより妨げられない限り、2020年内が有力です。
(APOLLO)