マセラティ ギブリ改良型プロトタイプをキャッチ。新開発2.0直4ターボのPHEV設定か?

■コックピットには拡大されたインフォテイメントシステム搭載

マセラティの4ドアサルーン「ギブリ」の改良型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。

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マセラティ ギブリ 改良型 プロトタイプ

2013年にEセグメント・4ドアサルーンとして「ギブリ」の車名が復活、2017年には初の大幅改良が行われており、今回は2度目のフェイスリフトとなります。

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マセラティ ギブリ 改良型 プロトタイプ

スカンジナビアで捉えたプロトタイプは、ボンネットフードのみカモフラージュがされており、エクステリアに大幅な変更が行われないことを意味しています。おそらく最終的には、ヘッドライトとリアエンドの微調整程度となるはずです。

反面キャビン内は刷新される可能性が高いようです。布で覆われたコックピットは、中央に拡大されたインフォテイメントシステムを搭載、フルデジタルクラスタも濃厚と言えそうです。

目玉はパワートレインで、現行モデルでは3.0リットルV型6気筒ツインターボエンジンを搭載していますが、貼られたステッカーには「2.0 330HP」と明記されており、2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーの搭載が予想されます。

またガスキャップ上部に黒いステッカーがみられ、充電ポートの可能性があることから、プラグインハイブリッドと予想されます。ただし、電動テスト車両に貼られる注意を促すステッカーがないことからガソリンエンジンのみの可能性もあるようです。

改良型のワールドデビューは、4月の北京モーターショーが有力でしたが、新型コロナウイルスにより延期。デジタルワールドプレミアとなりそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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