メルセデス・ベンツ Cクラス次期型は「EQ」ブーストを全車に搭載。ライバルはBMW「330e」PHEV【動画】

■直列4気筒エンジン+電気モーターPHEV搭載で、EV航続距離は70km?

メルセデスベンツの主力モデル「Cクラス」の次期型(W206)プロトタイプを厳冬の北ヨーロッパで目撃しました。

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メルセデスベンツ Cクラス 次期型プロトタイプ

ガソリンスタンドで給油中を捉えたプロトタイプは、重いカモフラージュが施されていますが、新しい角張ったヘッドライト、トランクルームに伸びる水平型テールライトの一部などが見てとれます。

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メルセデスベンツ Cクラス 次期型プロトタイプ

次期型には、「Eクラス」と共有するFRプラットフォーム「MRA2」のアップデート版が採用され、ボディサイズはそのままにフットプリントが向上するとみられています。MRA2は従来と比べてわずかに軽量で、一部のコンポーネントは次世代のメルセデスベンツ「EQ」モデルに使用されるEVA(電気自働車アーキテクチャ)と共有しています。

パワートレインは、「EQ」ブーストを全モデルに搭載予定で、最高出力185psを発揮する1.5リットル直列4気筒ガソリン+マイルドハイブリッド、最高出力192psを発揮する2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボ+マイルドハイブリッドがラインアップされます。

目玉は直列4気筒エンジン+電気モーターのプラグインハイブリッドで、現行『C350e』のEV走行28.6km、ライバルであるBMWのプラグインハイブリッド「330 e」のEV走行59kmを凌ぐ65kmから70kmを目指しているといいます。

キャビン内も完全に再設計されます。タブレットスタイルのタッチスクリーンは排除され、センターコンソールを統合、大型のインフォテイメントシステムが異配置される可能性があるようです。

ワールドプレミアは、2021年前半と予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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