■新車販売台数は3年連続、軽自動車販売台数は5年連続1位を獲得
2020年4月6日、ホンダは軽乗用車の「N-BOX(エヌボックス)」シリーズの2019年度(2019年4月~2020年3月)における販売台数が247,707台に達し、登録車を含む新車販売台数において1位を獲得したと発表しました。
これにより、新車販売台数では3年連続、軽四輪車新車販売台数では5年連続の首位獲得になります。いまや国民車といえるほどの人気モデルにまで成長しています。
ホンダはその人気ぶりについて、軽乗用車最大級(2019年10月時点。室内三寸法(室内長、室内幅、室内高)に基づく。ホンダ調べ)の室内空間や存在感のあるデザインに加え、全タイプに標準装備(非設定モデルもあり)された先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」や、優れた走行性能・燃費性能などが多くのユーザーを獲得していると分析。
N-BOXを追うのは、軽自動車では、ダイハツ・タント、スズキ・スペーシアなどのほか、発売されたばかりの日産ルークス、三菱eK クロススペース/eKスペースといったスーパーハイトワゴン。ただし、直近の2020年3月の販売台数では、N-BOXの22,078台に対して、タントは17,370台、スペーシアは16,077台と差を付けられています。
(塚田勝弘)