■BMW製4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボ搭載
ジャガーは現在、フラッグシップ・クロスオーバーSUV「F-PACE」改良新型を開発していますが、そのハードコアモデルとなる「F-PACE SVR」の市販型プロトタイプをカメラが捉えました
ベースとなるF-PACEは2016年に初代となる現行モデルが発売、その2年後の2018年に「SVR」が発売されています。これが初の改良新型となり、引き続き同社の高性能チューニング部門「SVO」(スペシャル・ビークル・オペレーション)が手がけます。
ベルトラインから下をカモフラージュしたプロトタイプは、より大型のコーナーエアインテーク、21インチホイール、レッドブレーキキャリパー、クワッドエキゾーストパイプを装着。最終デザインは隠されていますが、ヘッドライト、グリル、テールライトの再設計がなされるはずです。
キャビン内では、アナログ・インストルメントクラスタをデジタルクラスタへ変更、Apple CarPlayとAndroid Autoを標準装備するほか、無線によるソフトウェアアップデートも行われます。
パワートレインは、5.0リットルV型8気筒スーパーチャージャーがBMW製4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンに置き換えられる可能性があり、その場合、現行モデルの最高出力550ps・最大トルク680Nmから最高出力570ps・最大トルク700Nmまで向上すると予想されます。
F-PACE改良新型のワールドプレミアは、最速で2020年内が有力です。
(APOLLO)