■1.6リットル直列4気筒ターボ搭載、最高出力200馬力以上に
ヒュンダイのコンパクトハッチ、新型「i20」に設定されるハードコアモデル、「i20 N」の市販型プロトタイプがニュルで高速テストを開始しました。
前回捉えたプロトタイプは、ボディ前後およびサイドがマスキングされていましたが、今回は初めて市販型パネルが露出、そのスポーティなボディキットが明らかになりました。
ルーフには大型のリアウィング、専用ホイール、レッドブレーキキャリパーを装備するほか、大型のフロントバンパー、アグレッシブなコーナーエアインテーク、エプロン、サイドスカート、デュアルエキゾーストパイプ、ディフューザーなども確認できます。
キャビン内にはフロントにスポーツシートを装備、コントラストステッチ、Nバッジ、新しいトリム、インフォテイメントシステム、デジタルダイヤ、ワイヤレス充電パッド、プレミアムサウンドシステム、アンビエント照明などが期待できるといいます。
パワートレインは、1.6リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンが有力で、搭載6速MTと組み合わされます。実現すれば、最高出力は200ps以上、最大トルク265Nmを発揮するはずです。
i20 Nのワールドプレミアは、10月のパリモーターショーが有力で、2021年初頭に欧州で発売、VW「ポロGTI」やフォード「フィエスタST」などと市場で争うことになります。
(APOLLO)