新型 日産・エクストレイルの特許画像を入手! 新しい「e-POWER」を搭載で魅力アップ

■新しい「e-POWER」を引っさげ、2020年夏以降に登場?

日産のミッドサイズ・クロスオーバーSUV、「エクストレイル」(海外名:ローグ)次期型の特許画像がブラジル経済省から流出、スウェーデンのエージェントから写真を入手しました。

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日産 エクストレイル 新型パテント

エクストレイルは、1997年の東京モーターショーで初公開された「トレイルランナー」を起源とし、2000年に初代「T30型」が発売。2007年にフルモデルチェンジが行なわれ、第2世代へバトンタッチされました。その後グリーンディーゼル車は2015年まで継続販売されるも、2013年には現行モデルとなる第3世代「T32型」が発売されています。海外では「ローグ」として人気を博しています。

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日産 エクストレイル 新型パテント

入手した新型エクストレイルのパテント(特許)画像からは、顕著なVモーショングリル、新型「ジューク」を彷彿させる鋭いヘッドライト、垂直型のコーナーエアインテーク、よりワイドな開口部を備えており、以前制作した予想CGとかなり似たデザインが見てとれます。

サイドビューでは、エッジの効いたボディワーク、キックアップするベルトライン、流線型のルーフライン、お馴染みのDピラー処理も確認できます。後部では、新しい薄型テールライト、再設計されたスポイラーが装着されています。

キャビン内の画像はありませんが、より大型のディスプレイ、自立型インフォテイメントシステムを搭載、ハイクオリティのスイッチ類などが予想されています。また「スノー」「オフロード」「ストリードドライブ」など少なくとも5つの異なるモードを搭載するといいます。

パワートレインは、最高出力191ps・最大トルク244Nmを発揮する2.5リットル直列4気筒エンジンのほか、新世代パワートレーン「e-POWER」の搭載が濃厚です。現行エクストレイルの必要に応じでモーターがアシストするハイブリッドとは異なり、エンジンが発電した電気で駆動するシステムです。「セレナ」や「ノート」では1.2リットルエンジンを搭載していますが、エクストレイルでは排気量アップや改良されたe-POWERの搭載が期待されます。

ワールドプレミアは2020年夏以降と見られますが、コロナウィルスの影響のためデジタルワールドプレミアとなる可能性もあるでしょう。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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