■2013年のプラグインハイブリッド「コンセプトGC」のデザインを継承
三菱が世界に誇るクロスオーバーSUV「パジェロ」の次期型に関する情報と、それにともなう予想CGを入手しました。
パジェロは、1982年に「フォルテ」をベースに初代が誕生、翌年1983年には5ナンバー専用モデル、1986年には4ドアミッドルーフなど追加モデル投入していきました。1985年にはパリダカで初優勝、同レースではライバルのプジョー、シトロエンとしのぎを削り、2001年から7連覇の偉業を達成、その名を世界に知らしめました。
1999年には3代目、2006年には4代目が発売されましたが、2019年「パジェロ ファイナルエディション」を最後に、惜しまれつつも日本国内モデルが生産終了となり、現在は海外専売となっています。
しかし、RVブームを牽引してきたパジェロにコアなファンはいまだ多く、復活を望む声に押されるように、いよいよビッグネームが復活する時がきたようです。
予想される次期型のエクステリアは、2013年に初公開されたプラグインハイブリッド「コンセプトGC」のデザインが継承される可能性あるようです。
Cピラーデザイン部分は、視認性を確保するため大型化され、リヤデザインは従来のパジェロデザインを踏襲する箱型デザインとなります。サイドキャラクターラインも三菱の流れを汲むカギ型デザインが採用され、フロントエンドには細くシャープなヘッドライトを装備、グリルは押し出し感を強調する3本の極太バーを配置。
リヤコンビライトは後方からの確認性アップを目指した縦型デザインに変更され、最終モデルと比較して、かなりアグレッシブで迫力感がアップされそうです。
また最新世代のラダーフレームを採用し、全長はほぼ同じながらホイールベースを延長。居住空間や剛性の向上がなされると予想されます。
パワートレインの目玉は「アウトランダーPHEV」と共有するプラグインハイブリッドで、2.4リットル直列4気筒エンジン+ツイン電気モーターと予想、EV走行での航続はアウトランダーの65kmをしのぐ75km程度が期待できます。
ワールドプレミアは最速で2021年内、あるいは2022年前半と予想されます。
(APOLLO)