■フィアット ファストバック・コンセプト市販型か?
豪雪のフィンランド北部で、謎の大型クロスオーバーSUVプロトタイプを発見しました
捉えたプロトタイプは、昨年から何度かスクープしているフィアットの南米専売モデル「モビ ピックアップ」開発車両に酷似しています。
しかし、よく見るとボンネットフードの形状、ヘッドライトの位置、サイドウィンドウのアウトライン、Dピラーのカモフラージュ部分、テールライトの位置、そしてなによりこのプロトタイプではホイールラグナットが4個ではなく5個になっています。これらのことからも別のモデルであることは明白と言えそうです。
現段階でこのモデルを断定することは出来ませんが、カメラマンからの情報によると2つ考えられるといいます。1つは、フィアットが2018年のサンパウロモーターショーで初公開した「フィアット ファストバック」コンセプトの市販型プロトタイプです。
Dピラー後部、ハッチバックの装着されている三角形のボックスを取り除くとファストバック コンセプトで見られた傾斜したリアウィンドウが隠れている可能性があります。
2つ目は、2017年の上海モーターショーで初公開されたジープ「Yuntu」コンセプト市販型プロトタイプです。中国市場や東南アジア向けのモデルで、市販型では「グランドコマンダー」とされます。
ワールドプレミアの時期は不明ですが、最新情報が入り次第、お伝えしていきます。
(APOLLO)