■6.2リットルV型8気筒HEMIスーパーチャージャー搭載、797馬力へ向上
FCA傘下のダッジが販売する高性能4ドアセダン『チャージャーSRT ヘルキャット ワイドボディ』にハードコアモデルとなる「レッドアイ」が初めて設定されることがわかりました。
チャージャーは、1966年に『コロネット』をベースに2ドアファストバックスタイルで登場、最高出力400psという当時としは強力なパワーを特徴としていました。
1982年に発売された2代目は、3ドアハッチバックの『ダッジ オムニ』の名を変え『オムニ チャージャー』としてデビュー、1983年からは「チャージャー」として発売されています。その後1987年に生産終了となっていましたが、2005年に4ドアセダンとして復活、2012年、2015年には大規模な改良が行われ現行モデルへ引き継がれています。
現在は2ドア『チャレンジャー』の4ドア版という位置づけです。
そのチャレンジャーの高性能「ヘルキャット」は最新モデルで717psを発揮しますが、新たに設定された「レッドアイ」では797psへと向上しています。一方チャージャーは、6.2リットルV型8気筒HEMIスーパーチャージャーを搭載する「SRTヘルキャット」が存在しており、最高出力707psを発揮します。
そして今回新たに設定される「レッドアイ」では、「チャレンジャー」同様に最高出力797ps、最大トルク958Nmを発揮、8速ATのみが組み合わされます。
捉えたプロトタイプは、ボンネットフードがカモフラージュされており、エアスクープが再設計されている可能性が高です。またフロントエンドの露出している部分やリアエンドなどからも「チャージャーSRT ヘルキャット ワイドボディ」がベースと思われます。市販型では、ワイドボディ最新のステアリングホイール、ブレーキ、ダイヤなどが装備されるでしょう。
ワールドプレミアは、4月以降の早い時期が予想されます。
(APOLLO)