レクサス「LX」に2ドアコンバーチブル登場。子ども用玩具ながら重大な任務をもったモデル!?

■「CPF」(脳性麻痺財団)と共同開発、脳性麻痺の子どもたちへ夢を

レクサスはフラッグシップ・クロスオーバーSUV「LX」の2ドアコンバーチブルバージョンを初公開しました。エイプリルフールの冗談ではなく、子ども用玩具としての登場ですが、意外な用途が発表されました。

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レクサス LX 子ども用 2ドアオープン

このレクサスは「CPF」(脳性麻痺財団)と共同開発し、脳性麻痺の子どもたちをサポートしていく目的を兼ねています。

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レクサス LX 子ども用 2ドアオープン

CPFエグゼクティブディレクターのレイチェル・バーン氏によると、脳性麻痺の人は必要なときにサポートを受けることはめったにないそうで、「我々の使命はそのパラダイムを変え、革新的なコラボレーションとパートナーシップを通じて、ポジティブな変化を生み出すための触媒となること」と語っています。

また同ブランドの副社長、クーパー・エリクセン氏は、脳性麻痺の子供たちが他の子どもたちと同じように機動性を体験できる環境を整え、移動する喜びを体験してもらうことにより、脳性麻痺の子どもたちにとって何を意味するのかを探求したいと説明しています。

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レクサス LX 子ども用 2ドアオープン

今回モデルとなった、フィンリー・スモールウッドちゃんは、脳性麻痺に苦しんでおり、長時間座ることが困難だといいます。しかし、横方向のサポートと調整可能なヘッドレストを採用、5ポイントハーネスで固定し、方向と加速を制御するアームレストジョイスティックにより動きをサポートしています。きっとフィンリーちゃんも楽しい時間を過ごせたはずです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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